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解釈改憲が危ないから憲法を守り、イラクへ自衛隊派遣はしないという意見、改憲して堂々とイラクへ行けるようになるべきという意見、その中間で改憲はあまり賛成ではないがしぶしぶ認めるという、3つの意見に分かれてきた。

憲法改正へなびく世論

そのなかで国民の世論調査をすると、だんだん憲法改正論が高まっている。例えば今年の5月3日にいろいろな新聞が世論調査を発表していたが、いずれも「改憲すべし」という意見が多い。なんと改憲に一番反対の朝日新聞の調査で「改憲必要」という声が58%と、各紙の中で一番多かった。

ところが同じ朝日新聞の調査でおもしろいのは、改憲には賛成だが、憲法9条を変えるのは反対だという点だ。

今の国民の心情は、憲法改憲は必要だが、9条改正にはためらい、不安があるということだ。下手に9条が変わると、戦前と同じになって、何でもできる軍隊が出てくるのではないかという恐れがある。

国民を安心させられる9条の改正はいったいできるのか。

僕の個人的な考え方は、9条改正だ。9条の1項はそのまま。2項はそのままでもいいし、あるいはここに自衛隊を認めるといれてもいい。

そして、3項に国際貢献という項目をプラスして、「国連安保理の決議が行われた場合、日本は国連の多国籍軍に参加することができる」とする。そういう意味では改憲ではなく「加憲」かもしれない。

僕はそこに「しかし」という条件をつけたい。「戦闘部隊には参加せずに、後方支援をする。日本と同じ作業をやっている外国の部隊に攻撃があったら応戦する」という文言を入れるべきだと思う。

二度と戦争をしないように、慎重にいくつもの条件をつけて、歯止めをかけるべきだ。

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