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六カ国協議で日本が孤立する可能性も

特に今、日本は非常に難しいところにきている。

例えば北朝鮮問題。6カ国協議以後、アメリカがどんどんどんどん北朝鮮に妥協している。もしかすると、ブッシュ政権下で北朝鮮をテロ支援国家という指定から外す可能性がある。つまり、普通に貿易をするということだ。

そうなると北朝鮮を問題にするのは、拉致問題を抱えた日本だけになる。拉致問題に関してはおそらく日本以外の国は全く関心を持っていない。アメリカがどんどん妥協し、中国も韓国もロシアもその流れで対応していく中で、日本だけ孤立する可能性がある。

このほかにも気になるのが偽ドル問題だ。

事実関係は未確認ではあるが、1月8日(速報は7日付)、ドイツのフランクフルトで最大の部数を誇るフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙に、著名なクラウス・W・ベンダー記者の「『スーパー・ノート』偽造ドル紙幣の秘密」と題する記事が掲載された。今話題の北朝鮮のスーパー・ノートという偽ドル札が、実はアメリカ製であるという記事だ。偽造紙幣問題に詳しい経済専門のベンダー記者が、「こんな精密な偽札をつくる技術は北朝鮮にはない」と書いている。

僕も読んだが、これは相当のリアリティがある。もしかすると、このことがわかってアメリカは北朝鮮に対してどんどん妥協しているのではないか。北朝鮮の偽ドルが大問題ということでアメリカも金融を凍結したわけだから、偽ドルがもしアメリカ製だったということになると、これは大変なことだ。

この新事実にブッシュ大統領が実は気づいていて北朝鮮に対してどんどん妥協し始めている、という説も出ている。

さらに厄介なのは北朝鮮問題だ。日本は拉致被害者が生きているという前提で交渉を進めているが、生きているという証拠はどこにもない。もしも、拉致問題で北朝鮮が数人しか生存者を出してこなかったらどうするのか。本当に一人も生きていなかったらどうするのか。とても決着にならない。これは下手をすると政府が転覆する可能性すらある問題だ。安倍内閣はよほど慎重に、そして上手くやっていかなくてはならない問題だ。

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