このページの本文へ
ここから本文です

失速しつつあるオバマ氏 反転攻勢には自分が言いたいことを

2008年8月21日

(田中 秀征=福山大学教授)

しばらく北京オリンピックの話題に隠れていたが、米大統領選挙までもう2カ月ちょっとのところに迫っている。

今月末から来月初めにかけて、民主、共和両党は全国大会を開き、それぞれバラク・オバマ議員とジョン・マケイン議員を大統領候補として正式に指名する。

失速しつつあるオバマ氏

これまでは各種調査においてオバマ氏が優位に立っていた。ところが、このところオバマ氏の人気に陰りが生まれ、雲行きが怪しくなってきている。

8月13日から15日まで実施されたギャラップ社の調査によると、マケイン氏の支持率が44%であるのに対し、オバマ氏は45%。わずか1ポイントの僅差である。先月には9ポイント差で優位に立っていたオバマ氏が、わずか1カ月で急追されて今や両者は並んでいるのだ。(8月18日付け朝日新聞)

一体どうしてこうなったのか。ブッシュ現大統領の不人気は変わらず、その上米国経済の先行き不透明感も増している。共和党候補にとっては不利な材料ばかりだ。

だから、オバマ氏が失速しつつあるのは、彼が大統領としての適格性を疑問視されつつあると言わざるを得ない。

私はどちらかというと、今回は民主党候補に勝ってほしいと望んでいる一人だ。どうしても、ブッシュ政権の単独行動主義によるイラク戦争開戦を許せないからだ。

私はテレビでも、オバマ氏は、「マケイン氏の重厚さや安定感から学んで欲しい」と発言した。オバマ氏のある種の“軽さ”に不安を抱き、危うさを感じてきたからだ。

(全 3 ページ中 1 ページ目を表示)

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る