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世代で異なる中国人の家族観 恋人選びは外見よりも性格重視

2007年3月14日

中国人の家族観は、どちらかといえば欧米タイプに近い。仕事のためにはある程度家庭を犠牲にするのもやむを得ないという日本とは異なり、あくまで家族を重視した選択をすることが多い。しかし、経済成長によるライフスタイルの変化を受け、中国人の家族観にも何かしらの変化が起きているのではないだろうか。

サーチナ総合研究所では、新秦商務咨詢(上海)有限公司<上海サーチナ>を通じて2006年12月20-25日の期間で中国消費者対象のオンライン調査を実施し、北京市、上海市、広東省を中心とする中国全土のモニター2000人から有効回答を得た。

95%が「家族」に肯定的

まず、世界で最も信頼できるのは家族だと思うかと尋ねたところ、95%が肯定的な意見を持っていることが分かった。特に年齢50代以上の層で高く、逆に10代では低くなっている。どちらともいえないとする回答だけをみると、10代が9.4%だったのに対し、50代以上では0%。年齢による価値観の差は確実に存在しているといえそうだ。

(出典:本調査結果を基にサーチナ総合研究所作成)

写真は、満開の桜を楽しむ家族の様子(雲南省・昆明市)。昆明市では多くの公園で桜が咲く。(サーチナ&CNS PHOTO

また、家族への理解については、全体の86.0%が、最も分かり合えるのは家族であると答えている。この問いに対しても上記の設問に対する回答と同じ傾向がみられ、世代が若くなるほど中立的な意見が増えている。これには、自分が所属するコミュニティが多様化していること、インターネットの普及により家族以外とのコミュニケーションが多くなっていることなどが要因として考えられる。

世代間の意識に変化がみられることと合わせて注目すべきは、今後避けて通れない高齢化社会に対する見方である。一人っ子政策の影響を受けて中国が直面する高齢化の問題は深刻だ。そこで、高齢化の介護について尋ねると、97.5%の回答者が高齢者の介護は家族がすべきであると考えていることが分かった。回答者の収入による差異はあまり認められないが、年齢が若い層に比べて、当の50代以上の層では「どちらかといえばそう思う」との回答が増えており、介護する側とされる側には意識の差がある。

家族との過ごし方について、食事とテレビに分けて尋ねたところ、9割強がよく家族と食事を一緒にすると回答。テレビについても、7割強がよく一緒に見ると答えた。中国では家庭内のコミュニケーションはいまだ健在といえよう。

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