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あなたの会社の中国人社員は、社内で浮いていないか?(2)〜日本人上司の役割(後編)

2007年8月9日

(原 奈緒、北京衆邦創業投資顧問事務所・監修)

前回に引き続き、日本における日本企業にて、中国人社員を活用するために、日本人上司や同僚の側が、中国人社員の考えや習慣を受け入れ、人情をもって、日本の習慣を教えていく必要があるということを、私の視点で書いていきます。

中国人部下をもつ日本人上司と話をすると、中国人部下の印象として、

(1)自分の思い通りに動こうする傾向があり管理できない
(2)公私混同している
(3)自己主張が強い
(4)TPOが分かっていない
(5)仕事の骨子は得意だが説明が欠けていたりミスが多い

などの話を聞きますので、それぞれにどう対応するのが理想的かを、次回に引き続き、具体的に挙げてみます。

公私混同が許されないことを、明確に説明する

公私混同とは、具体的には、前稿冒頭で挙げた「周囲が中国語を解さないのをいいことに私用国際電話をかける」、「用がないのに出張を無理やり延長させて週末に中国の実家に帰る」、「仕事がないときはアルバイトの翻訳をやっている。」などの行為をイメージしています。もちろん公私混同の習慣がない中国人も多いですが、習慣が身についていない人もいます。

中国では国営企業の「鉄の釜の飯」時代が長く続きましたから、過去の中国では公私混同がそれほど問われることがなく、公私混同が悪いことと認識されるようになったのは、ごく最近のことだからだと思います。いわば「日本の高校生が授業中に弁当を食べる、早弁のような感覚」でやっているだけなので、就業規則や社則など、根拠となる書類を見せながら、優しく指摘してあげることも必要です。

また中国人職員が越権行為をしているという噂を耳に挟んだ場合でも、調査する前に、「こういう噂があるんだけど、これは就業規則により、禁止になっている。大丈夫だよね?」と言って牽制し、自主的に改めてもらえば、角が立たないものです。

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