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最近では米国人の中国文化に対するあこがれも手伝い、中国の伝統的水墨画に油絵の手法を取り入れたものが売れているという。一方中国人でも、都市部の中間層の中に絵画収集家は増えていて1億人くらいいると推定されている。彼らは住居の装飾用に買い将来の値上がりを待っている。香港の画商に聞いた話だが、中国内で秘かな絵画の投機ブームが2003〜2005年にあった。ところが株式市場と不動産がブームとなり資金は絵画からそちらに流れてしまい2006年には絵画の価格が三分の一程度に下落してしまったため、今は買い時なのであるという。

名画の複写は複写であることをうたえば違法ではない。しかし、いかにもニセモノが横行している中国らしい観光資源だ。有名な収集家ですら本物と見分けがつかないほど中国人職人の腕は上等らしく、複写であることをうたわないがん作も多い。

深センの香港化は深センが抱える問題を解決する手段なのかどうか分からないが、香港化に向けて変化していることは事実のようだ。

南船 北馬

長年商社で海外取り引きに従事。

ニューヨーク、ロンドン、香港、北京と20年近くを三極で過ごす。

中国との取り引きは1970年代から経験。

北京には天安門事件後に駐在。 欧米での長い経験と香港企業との付き合いも深く、海外経験が中国中心の中国通とはやや異なるクールな見方を持っている。

現在、日本香港協会理事長。

デンマーク、カナダ、旧東欧圏諸国などとの経済交流にも積極的に参加している。

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