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観光・展示場・長大橋、大陸市場狙った投資続く香港

2006年1月23日

香港といえば世界の中でも有名な観光地の一つだ。統計によると、2004年の香港への訪問者数は2181万630人であり、世界で7番目の観光地としてランキングされている。香港の人口が約700万人であることと対比すれば驚くべき数字だ。

空港は24時間運用されており、深夜の到着客(overnight arrival)も年間341万人に達している。香港の観光業による直接雇用は全体の3%、観光による直接収入はGDPの2%であるが、間接収入を含めるとGDPの12.5%が観光で成り立っているといわれている。正に観光大国だ。

世界各地から香港を訪れているわけだが、香港を訪れる人の半数以上は中国大陸からである。2004年の約2181万人のうち約56%の1224万5862人が中国大陸から訪れている。2005年には、中国大陸からの観光客を目当てにしたHong Kong Disneyland(HKD)が開園した。香港政府観光局は2006年を香港発見年としており、新しい企画を次々と打ち出している。

このような投資は香港政府の観光客対策だけではない。今、香港では、世界各地と中国大陸との人と物の流れを香港に集中させるインフラ整備のために大型投資案件が目白押しだ。新しい臨空複合展示場が完成したほか、香港-珠海・マカオ長大橋建設計画などがある。今回のコラムではそれらインフラ整備の最新状況を紹介しよう。

臨空展示場「Asia World-Expo」第1期が完成、ライバルはマカオ

まず観光客誘致に対する対策として、香港島では、2006年には20軒のホテルが新しく開業する。外資企業のアジア地域本部機能の拡充に伴い、Furama Hotelなどの古いホテルが次々と超高層オフィス・ビルに建て替えられたことに対するホテル不足感の解消を狙う。従来香港島だけであった夜間のライトアップは「A Symphony of Lights-Phase 2」と称してカオルーン半島の建物もライトアップする。

面積が東京の約半分である香港は、全体の46%が自然のままであり、地元の人たちのトレッキングが盛んである。新界の西側では、自然をそのまま生かした「Hong Kong Wetland Park」を整備し、エコロジ(グリーン)旅行客も取り込む。ランタオ島では、寺院と一体化した“中国村”公園が2006年に開業する。巨大な大仏の周囲を360度回る全長5.7kmのケーブルカーを設置する。

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