中国の家電輸出は冬の時代に? 今後の選択は自社ブランドかOEMか
オリンピック公式スポンサーのハイアールグループ(海爾集団)のエアコン、冷蔵庫の輸出額は、昨年上半期の28%減に続き、今年上半期も再び大幅に減少した。これは2008年の中国家電輸出の困難な状況を端的に象徴している。
人民元高が輸出を圧迫
青島市統計局から入手したデータによると、昨年1〜4月のハイセンスグループ(海信集団)の輸出額は前年同期比55.5%減、ハイアールグループは同33.8%減だった。その後の下半期の努力の結果、両グループとも2007年通年の輸出額では大幅な減少を回避できた。
これについて、ハイアールグループ企業文化センターの担当者は次のように語った。ハイアールグループは2006年に商務省の後押しを受け、キューバ政府から冷蔵庫250万台とコンピューター50万台の政府購買を受注し、その4分の3を2006年内に納品した。2007年の輸出額減少の主因は、この部分の減少によるものである。
しかし、人民元高と米サブプライムローン問題の影響で、ハイアールグループに代表される中国家電の輸出は、今年も再び試練に直面している。
ハイアールグループの2007年の冷蔵庫輸出総額は3億米ドルを超えたが、10月以降は、月間輸出額が1000万米ドル前後に減少していた。中投証券のデータによると、今年上半期、ハイアールグループの冷蔵庫輸出額は大幅に減少して、泰州LG、蘇州サムスンを下回り、シェアは11.2%となった。一方、科龍、美的、中山奥馬などのシェアはいずれも8%前後だった。
全体としては、昨年の中国の冷蔵庫輸出の伸びは31%を超えたが、今年上半期の伸び率はわずか5.4%にすぎない。とくに、対米輸出では20%以上の減少を記録している。
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