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クレジットカード業者のリスク増大

2008年7月25日

景品やポイントによる激しい顧客獲得競争が繰り広げられている今、クレジットカード業界のリスク管理は大きな試練に直面している。7月5日、上海で開かれた「中国クレジットカード市場の発展と展望フォーラム」で、四大銀行と一部株式制銀行のクレジットカードセンターの幹部たちは一様に、クレジットカード市場のリスクが増大傾向にあり、政府部門が早期に業界の監督管理を徹底することを期待する、と述べた。

ある株式制銀行の調査によると、最近、特に下位ランクの顧客層に関して、クレジットカード業者のリスクが上昇する兆しがみられるという。この銀行のクレジットカードセンターのゼネラルマネージャーは次のように話した。「顧客が住所と番号を変えてしまうと、銀行は債務の取り立てが難しくなる。人をやって取立業務にあたらせると、さらにコストがかさむことになる」。

リスク増大に関心集中

上海でのフォーラムの席上、中国人民銀行(中央銀行)支払決済局の謝衆副局長は次のように述べた。クレジットカード市場は急速に発展し、2008年3月現在、カード発行枚数は1億枚を超え、前年同期比93%増となっている。しかし、クレジットカード市場は、なお極めて初歩的な段階にある。例えば、クレジットカードの不良債権や与信設定には多くの課題がある。マーケティングモデルや新商品開発、リスク抑制の各方面でも、先進諸国に大きく遅れている。

農業銀行、民生銀行、光大銀行などのクレジットカードセンター幹部は、当面の関心はリスク問題にあると言う。

農業銀行クレジットカードセンターの陳景明副総裁によると、クレジットカードの発行枚数を増やす一方で、リスク管理がおろそかになり、「多重債務者」がクレジットカード業界に大きな打撃を与えている。

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