急拡大する中国の太陽エネルギー産業 太陽電池用シリコンの調達が課題に
原油の国際価格が1バレル140米ドルに迫るなか、新エネルギーに注目が集まっている。新エネルギーとしては、風力発電、太陽エネルギー、バイオ燃料、潮汐エネルギーが産業化できるとみられているが、この争いの中で、投資家はとくに太陽エネルギーを有望視している。
ただ問題は、現在の太陽光発電の電力価格が、通常の電力価格の約10倍であることだ。中国の太陽エネルギー発電の電力価格は1kwh当たり3〜5元で、国の政策的傾斜と価格補助金がなければ、送電会社には到底受け入れられない。
しかし、太陽エネルギーに注目する投資家は、この問題をそれほど重要視していないようだ。海外上場を計画している、ある太陽電池モジュールメーカーの関係者は「資金調達計画が成功すれば、全額を生産力増強に投入して、可能な限り拡大する」と語る。この関係者は「市場は無限に広い」と話し、明らかに「海外市場」に目を向けている。
大規模投資が相次ぐ
「潮汐エネルギーはオランダと台湾で試験的に導入されているだけで、まだ産業化レベルに達していない」。ある業界関係者はこう指摘する。
バイオ燃料は経済性に問題がある。トウモロコシ由来のバイオエタノールは、1トン生産するごとにメーカーには約1300元の損失が発生し、非穀物由来であれば、コストはさらに高くなる。
風力発電は、通常エネルギーとの価格比が2対1で、太陽エネルギーよりも経済性には優れる。しかし、自然条件の制約を受けやすいという難点があるため、場所選定や送電などの問題がある。
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