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ハイブリッド車の国産化急ぐ中国自動車メーカー

2008年2月22日

2008年、奇瑞汽車の「A5」、長安汽車の「傑勲」、上海通用(GM)の「ビュイック・ラクロス」など、中国の自動車メーカーが相次いでハイブリッド車の市場投入を予定している。にわかにハイブリッド車は一種のトレンドとなりつつある。しかし、トヨタやGMなどのグローバル企業と比べて、中国メーカーはハイブリッド車のコア技術をどの程度掌握しているのだろうか。

2008年のデトロイトモーターショーで、米ジョンソンコントロールズのマリー・アン・ライト副社長は、奇瑞汽車のハイブリッド車用にニッケル水素電池を、上海汽車のハイブリッド車用にはリチウム電池を供給すると発表した。同氏は「これらの中国企業は市場への早期参入を望んでいるが、必要な技術を持っていない」と述べた。

電池関連システムは、ハイブリッド車の主要技術の一つだ。他にエンジン制御、モーター制御、車体制御などの技術が求められる。エンジンとモーター間の動力の変換や伝達も大きな技術課題だ。

業界関係者によると、まもなく市場に投入される奇瑞のハイブリッド車「A5」は、ジョンソンコントロールズの電池のほかに、英リカルドが開発した車体制御装置、独ボッシュが開発したエンジン電子制御装置を採用している。同じくハイブリッド車の「ISG」もモーターを国外から調達しており、「主要部品やソリューションはすべて外国製」という状況だ。

海外で開発も「知的財産権は所有」──奇瑞

奇瑞汽車は2004年からリカルドと共同でハイブリッド車の開発を進めており、2006年3月、奇瑞初の「自主開発で知的財産権を有する」ISGテスト車が英国のリカルドで誕生した。

奇瑞の副総経理・陸建輝氏によると、車体制御装置は奇瑞が資金を出してリカルドに開発を依頼したもので、知的財産権は奇瑞が所有しているという。「A5」ハイブリッド車のモーターは中国企業の製品だとしている。

陸氏は、世界中のほぼすべてのエンジン電子制御装置はボッシュが開発したものだと述べた。言外に、奇瑞がボッシュのシステムを採用しても驚くことではないとした。

また、電池については、ジョンソンコントロールズのほか、湖南省の神舟科技の製品も使用するという。現在、ハイブリッド車用の電池を生産している中国企業には、天津力神電池、比亜迪(BYD)、江蘇春蘭などがある。これらの企業はすべて、国家ハイテクプロジェクトの「863計画」でハイブリッド車用電池の研究開発を担当している。国内技術が成熟すれば、さらに多くの国産電池を採用できるようになる、と陸氏は述べた。

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