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ブルーレイ、中国EVD連盟に攻勢

2008年2月15日

週末1月26日の北京。国美電器の家電量販店では、ソニーのカウンター前に人だかりができていた。4990人民元のソニー製「ブルーレイ」ディスクプレーヤー「BDP-S300」が正式に発売されて2日が経っていた。国美電器の店員によると、ブルーレイは人だかりは多いものの、実際に買う人は少ないという。だが、中国独自のハイビジョン規格「EVD」の牙城に、対抗するブルーレイが攻め込んだことになる。

次世代ハイビジョンディスクプレーヤーの分野でブルーレイと対峙するHD-DVD陣営は、まだ中国で製品を販売していない。現在のところ、ソニーを中心とするブルーレイ陣営の競合相手は、主に中国規格のEVDだ。2006年10月、国美電器や今典集団を筆頭に、EVD産業連盟が結成された。当初、今典集団の張宝全董事長は、消費者と直接向き合う小売店として、国美電器が連盟で最も重要な力となると話していた。

しかしその後、ブルーレイ陣営が国美電器や蘇寧電器と手を組み、EVD産業連盟の最も重要な砦を切り崩した。アナリストによると、国美電器がソニーとの提携を決めたのは、EVDプレーヤーの販売量が漸減しているためだという。記者が訪ねた北京立水橋、安貞橋などの国美電器専門店は、店頭にEVDプレーヤーを置いていなかった。店員は、EVDプレーヤーの販売をやめたとは聞いていないと言う。

1月28日、国美電器の広報担当で、ブランド管理センターの責任者でもある何陽青氏は、記者の電話取材に対し、当初EVD連盟を結成したのは2つの思いからだと述べた。まず小売店として、サプライヤーの製品はEVDプレーヤーも含め、拒むべきではないこと。もう一つは、EVDは中国独自の規格であり、中国標準に肩入れしたかったことだ。国美電器のこの2つの思いは今でも変わっていない。

EVDの4つの防御ラインを突破

ソニー中国の広報部長である丁国慧氏は記者に対し、BDP-S300は次の3つのルートで購入が可能だと述べた。ソニー中国の公式ショッピングサイト「ソニースタイル」、ソニーデジタル旗艦店、そして国美電器や蘇寧電器などの家電量販店だ。また、蘇寧電器AV家電事業部の李斌総経理も、蘇寧の全国店舗ですでにソニー製ブルーレイディスクプレーヤーを販売していると述べた。

国美電器はかつてEVDの最も有力な砦だったが、ビジネス利益を前に、もろくも切り崩された。

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