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ハイブリッドvsディーゼル 第1ラウンドの勝者はVW?

2007年6月29日

将来の中国自動車技術市場における勢力争いのなかで、フォルクスワーゲン(VW)に代表されるディーゼル車メーカーが優位に立っているようだ。

6月5日、第36回世界環境デーの当日、雑誌「中国新聞週刊」が主催する「クリーン動力発展の道」月例フォーラムで、中国の将来の自動車について、政府関係部門、研究機関およびメーカーの代表がそれぞれ意見を述べた。

会議で明らかになった情報によれば、クリーンディーゼル車計画の推進を求める業界の声はますます高まっており、メーカー各社もその生産準備をすでに整えている。これとは対照的に、ハイブリッド車に照準を合わせた壮大な発展計画には障害があり、遅々として進まないようだ。

確実視されるディーゼル車の普及

中国のエネルギーと環境保全の問題を中短期的にどう解決するのか、それには異なる技術路線がある。トヨタ自動車に代表される日系メーカーは、中国がハイブリッド車の発展に力を入れることを望んでいる。なぜなら、日本の自動車メーカー、とりわけトヨタのハイブリッド技術は世界トップクラスで、いち早くハイブリッド車の産業化を実現したからだ。

一方、欧州はディーゼル車の販売が好調だ。欧州自動車メーカーはディーゼル車の研究開発の歴史が長く、その関連技術は世界最先端を行く。フォルクスワーゲンとプジョーシトロエンに代表される欧州自動車メーカーは、中国の新エネルギー自動車の発展に狙いを定め、中国の研究機関と提携を進めてきた。中国でのディーゼル車技術の普及を強力に進めたい考えだ。

二大陣営の戦いは、中国自動車市場の巨大な潜在力に引きつけられてのものであり、勝った側が間違いなく将来の市場を支配する。この「硝煙なき戦争」はとっくに始まっているのだ。

中国の関係当局は、当面、ディーゼル車の発展に力を入れるのか、それともハイブリッド車なのか、まだ態度を明確にしていない。しかし、現在の自動車メーカーの生産準備状況と政府関係部門の発展計画をみると、フォルクスワーゲンとプジョーシトロエングループを代表とするクリーンディーゼル車の普及を提唱する陣営が、徐々に勢いを増しているようだ。

「自動車排ガス規制『国III排出基準』がこの7月1日から、さらに『国IV排出基準』が2010年から施行される。クリーン動力の発展は汚染問題解決のカギだ。環境保全基準をクリアする自動車でありさえすれば、われわれはすべて支持する」。国家環境保護総局科技標準司の羅毅副司長はこう述べた。

羅毅副司長は、どの発展方向を支持するのかを明確にしなかったが、本紙記者の取材に対して、クリーンディーゼル車技術を肯定的に評価した。「クリーン動力にはクリーンな代替エネルギーとクリーンなエンジンが含まれる。われわれはクリーンエネルギーによる代替を重視すると同時に、世界での新しい技術革新と進歩、とりわけ欧州のクリーンディーゼル車に注目している」と述べた。

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