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どうなる東風とルノーのトラック合弁 日産ディーゼルも全面提携に意欲

2006年6月8日

5月18日、東風有限の商用車公司は新世代の大型トラック「東風天竜シリーズ」を発売した。東風有限公司の徐平董事長はこの日、天竜シリーズの発売は、東風汽車にとってこの30年間の大きな節目となる新車発表だと述べ、東風で空白となっていた360馬力以上の製品を埋め、本当の意味で大型トラック市場への進出を果たしたものだと宣言した。

東風は、東風天竜に世界の先進技術を集めたと説明する。運転室は日産ディーゼルとの共同開発、エンジンはルノーの技術を消化吸収したdCi11エンジン、製品ラインは2プラットフォーム、11系列、51車種をカバーする。

東風汽車の国際提携パートナー2社は、東風の大型トラック進出に協力し、成功させた。この日、日産ディーゼル執行役員常務の原田忠禮氏、ルノートラック国際協力担当役員Emmanuel Levacher氏らは、自ら東風天竜シリーズ大型トラックの発表会に出席して、あいさつの中で東風との提携のビジョンを語った。

東風柳汽とルノートラックとの合弁プロジェクトが暗礁に乗り上げて2年になるが、東風は世界の大手と技術面での提携が滞りなく進むことを強く求めている。そして今はルノーに加え、日産ディーゼルも東風との全面的な技術提携を表明した。

多国籍企業が次々と進出してくるなか、世界のトラック大手の資本による支配関係が変化し、ボルボグループがルノートラックと日産ディーゼルを傘下に収めた。したがって、東風の現在の提携パートナーであるルノーと日産ディーゼルの東風との提携は、ボルボグループの中国戦略を反映したものとみられる。

黄金のトライアングル、ルノーの一角を欠く

東風柳汽とルノーとの完成車合弁プロジェクトは、まだ立ち上げに至っておらず、東風有限公司の会社設立以来の最大の悩みとなっている。

2002年9月19日、東風汽車公司と日産自動車は北京の釣魚台国賓館で全面的な提携協定に調印した。両社はこれに基づき、合弁で「東風汽車有限公司」を設立した。折半出資で、日産は新会社に85億5000万人民元を直接投資している。

当時、東風との協定調印の表舞台に立ったのは日産自動車だったが、舞台裏に控えるルノーは中国市場進出の全体計画を早くから考えていた。全体計画のなかで、ルノートラックは重要な一歩だった。

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