一日中立って仕事をする!
伊藤忠商事先端技術戦略室の篠崎康二さんのデスクにはイスがない。一日中、立ちっぱなしで仕事をしているから、イスがいらないのだ。海外のベンチャー企業とのつき合いが多い篠崎さんは2005年の5月末、米国ボストンのバイオベンチャーの社員が全員立って仕事をしているのを発見。「無駄話は減ったし、会議もすぐに終わるし、能率的になった」と彼らが言っているのを聞き、これだ!と思い、同7月から実践し始めた。
立っていると疲れるから、仕事はその場ですぐに処理する。書類はパソコンの画面上だけで読む。おかげで紙が激減し、書類を整理する必要がなくなった。当然、机周りはきれいになるし、副次的効果で足腰が丈夫になり、フルマラソンに初挑戦するまでになった。思わぬ効果に手ごたえを感じているが、「まだ誰もマネする人がいないんです」と篠崎さん。不要な書類を作らない究極の方法の一つではあるが、万人向きとは必ずしも言えなさそうだ。

机の上に箱を置き、立ってパソコンを打つ。「電話もすぐに取れます」(篠崎さん)
「実践 書類&情報 究極の整理術」は毎週木曜に更新。次回は、4月6日(木)に掲載する予定です。
※この記事は、日経ビジネスAssocie 2005年12月20日号に掲載した記事を元に再編集したものです。
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