上手な「ウソ」のつき方・見抜き方
(日経ビジネスAssocie編集)
「ウソつきは泥棒のはじまり」。私たちは子供のころから、ウソは悪いことだと教えられてきた。だが、ウソには複雑な人間関係の潤滑油になったり、仕事をスムーズに運んだりする効果もある。仕事で生きるウソ、ついても後ろ指を指されないウソとはどんなものなのか。ビジネスパーソンを救うウソを検証した。
渡る世間はウソばかり!?
問1. 仕事上で上司や同僚などにウソをついたことがありますか?
問2. 取引先にウソをついたことがありますか?
問3. 仕事上、ウソをつくことをどう思いますか?(複数回答 三つまで可)
問4. ハッタリについてどう思いますか?(複数回答 3つまで可)
20〜30代のビジネスパーソン200人を対象に、仕事上でウソをついた経験の有無を尋ねた。上司や同僚に対して「ある」人が47%、取引先に対して「ある」人が30%だった。この結果を読者の皆さんはどう感じるだろうか。
編集部は当初、「ある」という回答がもっと多いのではないかと予測していた。実際、問3では「ウソも方便、うまく使えば仕事にプラスになる」「、相手の気分を害さないために必要なこともある」という回答が6割を占めた。問4でも「ハッタリは相手次第で有効なこともある」といった回答が上位を占めた。ウソの有効性を認めつつも、自分はそれほどウソはついていない。整合性が取れない気がしませんか!?
「先週頼んだあの案件、今どうなってる」と上司に聞かれ、実はすっかり忘れていた場合、「ちょっと手間取ってまして。でも明日には」という具合に、忘れていた事実を隠して慌てて仕事に取りかかった程度のウソならだれしも1度や2度はあるのではないか。もしかすると、個人によって「ウソ」の基準に差があるのかもしれない。
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