好きだと思えば仕事を好きになれる
仕事よりもプライベートを大切にしたいという生き方は、それはそれで良いと思う。ただ、僕にはプライベートを犠牲にしているという意識はまるでなかった。理由は簡単。仕事が好きだったから。もし、あなたが、目の前の仕事が好きでないなら、好きになればいい。「好きになれる仕事を見つける」なんてまどろっこしいことを言うより、こっちの方が断然手っ取り早い。
では、どうすれば好きになれるか? 好きだと思えばいいだけだ。以前、飛行機の機内放送でたまたま聞いた落語で、桂枝雀さん(故人)が言っていた。「落語家が何か面白いことを言ったら笑ってやろうというのは間違った態度ですよ。面白いから笑うんじゃなくて、アハハと笑っているうちに何だか知らず面白くなってくる。そういうようなものなんですよ」。
いや、冗談抜きでこれは真実だ。この仕事は面白い、好きだと思っているうちに本当に好きになる。僕たちは皆、人間を万物の霊長たらしめる立派な脳を持っているのに、これを迷ったり何かを嫌ったりするために使うのはもったいない。何かを好きになって没頭することに使う方が何倍も楽しい人生だと思う。
年表(拡大)
入社から9年間は義務教育期間のようなもの。何でこの勉強をするのかと悩んでも仕方ない。与えられた課題をきちんとこなし、基礎学力をどれだけ身につけたかで、その後の進路が決まってくる。
高校は好きな学校を選べるし、大学なら何を学ぶかも選べる。僕がマネックスを設立したのは社会人になって13年目。ちょうど高校を卒業して大学に入る段階に当たる。
「仕事は『量』で決まる!」は毎週火曜に更新。次回は、12月6日に掲載する予定です。
※この記事は、日経ビジネスAssocie 2005年3月1日号に掲載した記事を元に再編集したものです。
(全 2 ページ中 2 ページ目を表示)
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- Q. 勉強時間が取れない。どうしたらいい? (2005/12/20)
- Q. 家族との触れ合いが少ない、どうしたらいい? (2005/12/13)
- デキる人はストレス管理が上手 (2005/12/06)
- 若い頃は1日14時間しか働けなかった〜マネックス・ビーンズ・ホールディングスの松本 大 社長CEO (2005/11/29)
- 「ハードワーク」は時代遅れじゃない! (2005/11/22)


