聴衆に質問して話に引き込む
3番目に大事なのは、適切なエネルギーレベルを維持すること。ぼそぼそ話していては、言いたいことが伝わりません。実は緊張すると良いスピーチができるのです。緊張はエネルギーレベルを上げるためです。もちろん、準備不足で緊張するのはいけませんが…。
4番目に大事なのは話のリズムです。大事な部分や結論部分は大きな声でゆっくり話してください。また、用意した原稿を読み上げるだけでなく、会場の雰囲気を見ながら適宜アレンジすべきです。
よく使われる手法に、「質問すること」があります。上の空で聞いていた人に考えるきっかけを与えることで、話に引き込むことができます。どんな質問をするか、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。
最後に大事なのは、“Non verbal communication”、つまり、言葉以外の部分です。特に手と目を活用してください。手の動作はダイナミックな印象を与えます。聴衆と目を合わせるのも効果的です。
実際、自分がどの程度できているか調べるには、ビデオに録画して見るのが一いちばんよい。直すべき点をすぐに発見できるでしょう。
1.十分な準備
・導入と締めくくり、論理展開、キラーフレーズ、具体例
・リハーサル、リハーサル、リハーサル
2.Logos(論理)、Pathos(感情)、Ethos(信頼感)
3.適切なエネルギーレベル
4.Rhythm(リズム)
・会場の雰囲気を見ながら
5.手と目を活用する
仕事ができる人の「話し方」は、今回が最終回です。
※この記事は、日経ビジネスAssocie 2005年5月3日号に掲載した記事を元に再編集したものです。
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