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上司が欲しがる言葉を投げてみよう

2005年11月2日

周囲からの評価が高く円滑に仕事を進めているビジネスパーソンは、大抵「話し方」がうまい。話し下手は現在、それだけで不利になる。そこで、相手に伝わる話し方やスピーチの心得を大公開。識者の提言や実体験、聞き手の本音などをヒントに、自分なりの話し方を工夫して実践してみよう。

梅森浩一氏
国際人事コンサルタント

国際人事コンサルティング会社 アップダウンサイジング・ジャパン代表。1958年宮城県生まれ。青山学院大学経営学部卒。93年にケミカル銀行東京支店の日本統括人事部長に就任。以後、外資系金融機関の東京支店で人事部長を歴任。社員1000人以上にクビを通告し「クビキラー」の異名を持つ。

仕事で必要なスキルは様々あります。中でも、「話し方」はすべてのスキルの基礎に当たります。パソコンで言えばOSです。どんなに優れた能力を持っていても、それが言葉を介して相手に伝わらなければ認められません。あなたの評価をするのは他人なのですから。

あうんの呼吸が通じることもありますが、それは気心知れた仲間内で起きる偶然にすぎません。まして企業のボーダーレス化、人材の多様化が進む中、社外の人や外国人上司らに通用しないのは明らかです。自分の伝えたいことを過不足なく説明する能力が今まで以上に求められています。

ではどうやって話す力を身につけたらよいか。職場で最も報告機会の多い上司と上手にコミュニケーションを取る方法を考えてみます。

取りやすいボールを投げる

基本は、相手が欲しがっている言葉、情報を投げかけることです。会話をキャッチボールに例えるなら、相手が捕りやすいボールを投げてやればよいのです。ちょっとした言葉の工夫であなたの印象がガラリと違ってきます。

私が新入社員のころ、先輩から「1つ上の立場に立って考えなさい」と言われました。マネジメントする立場に立ってものを考えると、自分の果たす役割が明確になるというアドバイスです。話し方でも同じことが言えます。上司の立場で考えれば、上司が欲しがっている言葉が見えてくるのです。

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