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上司から「敵に回すと怖い奴」と思われるよう話せ

2005年10月20日

周囲からの評価が高く円滑に仕事を進めているビジネスパーソンは、大抵「話し方」がうまい。話し下手は現在、それだけで不利になる。そこで、相手に伝わる話し方やスピーチの心得を大公開。識者の提言や実体験、聞き手の本音などをヒントに、自分なりの話し方を工夫して実践してみよう。

社内コミュニケーションの目的は「売り込み」です。今の自分の能力を買いかぶってもらい、良い仕事をもらうためにするのですから上司から「こいつはできる奴だな」と思われなくてはいけません。

樋口裕一氏
小論文の専門塾「白藍塾」主宰

1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動する傍ら、小学生から社会人までを対象にした小論文の専門塾「白藍塾」主宰。

できる奴だと思わせるためには、うまく上司の補佐をすることです。そして「こいつを敵に回さなくてよかった」と思わせる。イエスマンでは「できる部下」とは思われないので、上司から怖がられる部下を目指してください。

男性の上司とうまく話せない人が多いそうですが、若いビジネスパーソンはもっと自己主張をしていいと思います。逆に言えば、嫌いなことは無理にしなくていいんですよ。飲みに行くのが嫌なら断ればいい。何度も断るうちに「こういう人なんだ」と、あなたの個性を認めてもらえるはずです。

上司のやり方や主張が間違っていると思うなら、きちんと指摘した方がいい。言いにくいと感じるなら「(上司と仲が悪い)○○さんたちは、『××』と解釈するかもしれませんよ」と他人の名前を借りてやんわりと修正を促してもいいでしょう。

「確かにおっしゃる通りです。しかし、こういう見方もあるのでは」というふうに、いったん同意して後から反対意見をつけ加えれば、反論したという感じを和らげることもできます。

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