こうすれば朝型人間に変身できる
確かに「早起き」は仕事の能率にも健康にもよさそうだ。では、どのようにしたら「朝型人間」になれるだろうか? 朝型になるちょっとしたコツを紹介しよう。
朝型になる切り札 「五感刺激」の工夫
【就寝前】照度を落としてハーブティー
就寝前は心身ともにリラックスして入眠しやすい状態にすることが大切だ。そのためには、部屋の照度をやや落とすのがよい。眠りのホルモンであるメラトニンは、明るい場所では分泌が抑えられてしまう。やや赤みのある間接照明が理想的だ。カフェインとアルコールの摂取は避けたい。
また、カフェインは消化されるまで3〜4時間かかるため、目が冴えて眠れない原因になる。アルコールも、飲んだ直後は眠気を誘うが、覚醒効果があるため眠りの質を落としてしまう。お勧めは、カモミール、ローズマリーのハーブティーや、ホットミルク。体を温めて神経を鎮める作用がある。
【就寝時】眠れぬ夜のおまじない
寝つきが悪いときのおまじないとして有名なのが「羊が1匹…」。だがこれは英語で「One sheeeeeep」と唱える場合のこと。息を長く吐きながら唱えることによって、リラックスし眠くなるというのが“理屈”だ。単純に日本語訳すればよいというものではない。
息を吐きながら何か唱えるならポジティブな言葉にしたいもの。例えば、「うれしいなぁ〜、楽しいなぁ〜、ありがたいなぁ〜、ツイてるなぁ〜、幸せだなぁ〜」。ほら、眠くなってきた!?
【起床時】五感を使って眠気を吹き飛ばす
朝スッキリ起きるためには、五感をフル活用したい。まずは視覚。目覚めと同時に窓を開けて太陽光を浴び、約25時間周期の体内時計を24時間にリセットする。小鳥のさえずりが聴覚を心地よく刺激し、朝の新鮮な空気を嗅覚が感知して気分がリフレッシュされるだろう。
朝の気分を演出するなら、バロック調やアップテンポの曲が適している。覚醒作用のあるジャスミンの香りなども目覚めを助けてくれる。味覚はもちろん朝食。シャワーや散歩は触覚に刺激を与える。朝、家の周囲を散歩する余裕を持てれば、調子の上がらなかった午前中の仕事効率が格段に向上するはずだ。
三橋美穂
寝具メーカー、ロフテーの研究開発部門である「快眠スタジオ」所長を経て、Sleepeaceを設立し快眠セラピストとして独立。講演や執筆を通じて、眠りの大切さや快眠の工夫、寝具の選び方などをアドバイスしている。
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