作る際のコツもある。例えば廃油を固める作業をする際、油の温度を上げすぎると発火の危険性があるし、下げすぎるとすぐ固まってしまう。そこで廃油を容器に移した後は、湯煎で容器を温めておくと作業がスムーズに進む。またタコ糸を立てる際には、割り箸にタコ糸を挟んでおき、その割り箸を容器に橋渡しする。キャンドルの表面からタコ糸が長くはみ出した場合は、最後にハサミなどで切ればよい。
さて自作の醍醐味と言えばオリジナリティーの追求だろう。無論これはエコキャンドルの場合も例外ではない。
もっとも簡単な方法は、色を付けることだ。まず用意するのは、好きな色のクレヨン。これを細かく刻んでおいて、廃油を温めた際に混ぜて溶かす。ただし混ぜる前後で色合いが変化するので、好みの色を出したい場合は試行錯誤が必要となる。
また香りを加えるのも楽しい。具体的には、廃油が固まる前にアロマオイルを数滴垂らして混ぜる。そもそも匂いを加えないエコキャンドルは、そのまま燃やすと廃油臭いので、匂い消しの意味合いもある。ただしアロマオイルを混ぜ合わせる際には、廃油の温度を上げすぎないこと、オイルを加えすぎないことに注意が必要だ。そうしないとアロマオイルの匂いが飛んだり、キャンドルが燃えやすくなったりしてしまう。
このほか容器を工夫する方法もある。エコキャンドルに使う容器は、耐熱性のあるものだったら何でも良い。できれば小さいほうが、作る際にも使う際にも取り扱いが簡単だ。具体的には、海苔や佃煮やジャムなどの小瓶を使う方法が一般的。これに油性マーカーで絵を描き込んだり、リボンで装飾したりする方法もある。
もっとも、以上の手順が面倒という人もいるだろう。そういう人がエコキャンドルの気分を楽しむ方法もある。「容器に液体のまま廃油を入れて、芯になるタコ糸を垂らすだけ」という方法だ。行灯と同じ仕組みなので、火を灯すこと自体は問題ない。容器の見栄えだけでも凝れば、それらしい気分を楽しめる。
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