家族みんなで楽しめるフォトプリンター(2)
お母さん狙いの商品、口コミは非常に有効、徐々に浸透していくはず
2008年9月19日 この記事を携帯に転送する
(聞き手:林田 孝司=フリーライター)
(前回記事はこちら)
綿密なマーケティングの結果、今必要なコンパクトフォトプリンターが見えてきた。それは、単に商品を提供するのではない。使うシーンを想起させ、「SELPHY(セルフィー)CP770のある生活」を提供する。そのためには、従来の「カッコイイ」だけのデザインではダメ。企画・開発・営業が一体となった製品作りが始まった。
小さなお子さんがいる社外の女性デザイナーにデザインをお願いした
── ターゲット層も関係していると思うのですが、CP770はこれまでのキヤノンのデザインからすると、かなりポップで斬新なものになった気がします。
吉地 デザインありきではありませんでした。使用シーンにおいて、どういったものがユーザーにとって喜ばれるのかを考えていった結果生まれたデザインなんです。まず、どうやって使われているのかを考えました。準備・印刷・片付け、それから印刷された写真をどうやって活用しているのか。使用シーンをフローで追いかけることによって、それぞれに最適な機能やデザインが決まっていったんです。デザインセンターのメンバーも一緒に調査をやってきたので、ユーザーの求めるものをしっかりと反映することができました。

キヤノンのイメージコミュニケーション事業本部DC事業部の吉地大さん。「コンパクトフォトプリンター」の企画を担当
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