DMの宛名をハンコで消す(2)
宛名を消す作業は楽しくなくてはいけない
2008年4月23日 この記事を携帯に転送する
(聞き手:諏訪 弘=フリーライター)
(前回記事はこちら)
プラスが「ケシポン」の試作品を展示会に出展したのは、2007年の7月。このとき大好評だったのを受けて、同年の12月に発売した。この間わずか5カ月。相当なスピード発売と言っていい。米津雄介氏は、迫り来る納期のプレッシャーやコストの問題と格闘しながら開発を進めていった。
米津氏には、常に心がけていたことがある……「ケシポン」は楽しいものであるべき。「名前を消すのはネガティブな作業だ。だからこそ作業に楽しさがなくてはいけない」というのがその理由だ。

「ケシポン」のきょう体は2色ある。オーソドックスなブルーと、写真の赤だ。本体色は異なっても、インクの色・印面は同じ
── 先に「女性でも手軽に使えるものでなくては意味がない」というお話を伺いました。(前回記事)失礼を承知で申し上げますが、「ケシポン」の外観はごくオーソドックスなデザインですね。女性にアピールする色気や遊び心に欠けているように思います。
米津 ご指摘の通りです。一応「ケシポン」は2色展開をしておりまして、本体色を赤にしたものがあります。それを「女性用」ということにしておりますが、果たしてどこまで女性にアピールしているかというと微妙なところですよね。私もデザイン改良は大切な課題のひとつと捉えています。
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