緊急点検!Webアプリ・セキュリティ(後編)

脆弱性テストの効率を上げる

最新の攻撃手法に適応する

 単体テストや総合テストで脆弱性を洗い出すことが,カットオーバー前の最後の砦となる。「脆弱性テストは網羅率を上げることが難しい」(ラックセキュリティアセスメントサービス部コンサルタント山崎圭吾氏)ので,ツールなどを使って効率化したい。

 ブラック・ボックス・テストに使えるツール(表1)は,ユーザーやSIベンダーに広く利用されるようになっている。 ページ遷移に絡む脆弱性を確実に検出できるツールはまだ少ないが,無償の支援ツールを使った手作業でのテストと組み合わせれば,網羅率を高める上で一定の効果は見込める。 ウィルソン・ラーニングワールドワイドは検収時に「AppScan」でのチェックを義務付けている。

表1 脆弱性テストを効率化するツール
セッション周りのテストに特化した「WebProbe」を除くと,ログインしてページ遷移するタイプのWebアプリケーションの検査は苦手なものが多い。このため,手作業に よるテストを支援するツールも欠かせない【クリックで拡大】



日経システム構築(2005年12月号)
日経システム構築(2005年12月号)より

 上記の記事「緊急点検! Webアプリ・セキュリティ――多層の防御ラインでシステムを守る」は,『日経システム構築』2005年12月号の特集から掲載したものです。
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