総合的には、どの対策ソフトがネットブック向きなのか
以上の実験を踏まえるなら、仮に全ソフトが同じウイルス検出率を持っていると仮定すれば、容量、CPU負荷の低いAvastが、今回の中ではベストチョイスということになるだろう。しかも無料でもあるし。
旧モデルなら実売3万円クラスすら出てきているネットブックに、高額で更新料も必要なセキュリティーソフトを買って入れるというのに、心理的に納得しがたい人もいるだろう。その気持ちは分からないではないが、少なくとも「何も対策しない」のは最悪だ。何も入れないよりは、無料ソフトでいいので、必ずインストールしておこう。
また有料ソフトでも、ライセンス上例えば「1本で3台まで導入可」などという場合も多いので、自宅に他にパソコンを持っていてそちらで有料ソフトを使っているなら、それをそのままインストールしてもいい。
特に子供用など、一度買い与えてからは親の目が届きにくくなるパソコンなどでは、子供が更新料や手間を惜しんで更新しないことも考えられる。そうなると極めて危険だ。あえて無料ソフトを選ぶか、ウイルスセキュリティZEROのような更新料無料のソフトにするのも手だ。
なお、今回は、ウイルス検出率などについては検証できなかった。ウイルス対策ソフトで最も重要なのは、言うまでもなく検出率だ。
海外にはウイルス検出率をテストする「VIRUS BULLETIN」や、ICSA Labsなど、複数の機関が存在し、定期的にスコアが公開されている。ともに英語サイトだが、検出率に興味のある方はこういったサイトを見てみるといいだろう。また、日経パソコン2008年11月24日号では、無料ソフト2種+有料ソフト5種を使いウイルス検出実験を試みているので、そちらもご覧いただきたい。その結果では、どの製品も検出率には大差がなかった。
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