子供に持たせるケータイは、「実際」どれが一番安全か?

リーズナブルで潔いウィルコムの「安心だフォン」

ウィルコム「papipo!」(KK-B01~07);カラーバリエーションは非常に種類が多い。

 PHSキャリアであるウィルコムも、キッズケータイとして「papipo!(ぱぴぽ)」を用意している。しかしウィルコムで特筆したいのは、端末よりも、料金コースとして用意されている通話相手先限定サービス「安心だフォン」だ。これは通話発信先を3か所に制限することで、月額料金を980円に抑えた料金コース(受信は制限なし)。通話料は別に必要になるが、PHSなので1分10円+1回10円とリーズナブル。ただし「安心だフォン」が設定できる端末は限られており、先の「papipo!」のほか、「AP-K202S」「nico.」「nico+」のみとなっている。

左から、ウィルコム「AP-K202S」、ウィルコム「nico.」、ウィルコム「nico+」。

 位置情報サービスも用意されている。他社がGPSを使用するのに対し、ウィルコムは密に設置されている基地局から場所を判断する。そのためGPS電波が届かない室内や地下街でも場所が特定できるのが利点。端末にGPS機能を持たせる必要もないため、すべてのウィルコム端末で使用できるのも特徴だ。

 ウィルコムの「位置検索サービス」は簡素だ。親機から検索して居場所を調べる「位置検索」機能と、子機側からどこにいるか送信する「自己位置通知」の2種のみとなっている。素晴らしいのは、他社では親機・子機とも自社端末を前提としているのに対し、このサービスでは子供がウィルコムの端末を持っていれば、親側は他社の端末でもパソコンでも検索できる点だ。「自己位置通知」も一般的なEメールで通知されるため、どんな機材でも受信できる。

 「位置検索サービス」の使用料は、検索される側(子機)に月300円、1回の利用料は5円。しかし月額使用料に10回までの利用料が含まれているため、1回5円が課金されるのは月11回め以降となる。検索する側(親機)は一般的な通信代だけで、使用料などは特に必要ない。

 そのほか、ウィルコムのネットワークを利用した位置確認端末として「どこ・イルカ」「イルカーナ」がある。通話はできないが、位置情報だけ知りたい場合には、こういった端末も考慮したほうがいいだろう。

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