多彩な機能を持つドコモの「イマドコサーチ」
では、各キャリアがどういった子供向け端末を用意しているか見ていこう。まずはNTTドコモから。
ドコモが子供用として用意している端末は「F801i」と「SA800i」の2つ。どちらもFOMAだ。デザインの違いもあるが、大きな違いは「F801i」には「おまもリモコン」が付属していることだ。これは端末本体と別に腕時計のように体にいつも付けられるリモコンを用意し、本体と一定以上離れるとアラームが鳴ったり、置き忘れた場所をメールで知らせる機能を備えているというもの。どこかに置き忘れても安心できるわけだ。
NTTドコモ FOMA 「F801i」 ※オレンジ;背面に緊急ブザー用のストラップを装備。表面のリング部はブザーに連動して発光し、その上に「HELP」の文字が浮き上がる。生活防水にも対応。写真右端は、付属する「おまもリモコン」を腕に巻くホルダーに装着した状態。
GPSを使った位置情報としては、簡易版の「イマドコかんたんサーチ」と、月額使用料が必要な「イマドコサーチ」のふたつのサービスを用意している(iモード対応の全FORMAで使用可能)。「イマドコかんたんサーチ」は端末同士で位置を確認するもので、月額使用料は無料、探す側のみ1回10円の検索料が掛かる。ただしこれは探される側にメールが届き、これに答えた場合のみ居場所が連絡される仕組み。つまり、子供がそれに答えないと居場所は分からないため、安全確認と考えると、ちょっと物足りない。また使用は1日5回までに制限されている。
NTTドコモ FOMA 「SA800i」と、防犯ブザーを作動させる様子。
子供用としては、もう1つの「イマドコサーチ」が本命だ。これは非常に高機能で、いつでも検索できるのはもちろん、時刻を設定すれば、その時間に自動で居場所を検索したり、指定エリア内に入るとメールで知らせてくれる。すべて子機側の操作は不要で、学校や塾などで端末操作ができなくても居場所が確認できる。パソコンから検索することも可能だ。
緊急時の連絡としては、防犯ブザーと連動したメール機能がある(ブザー検索)。ブザーを鳴らすと同時に居場所を連続的にメールで知らせてくれる。また端末の電源を切られても、同様に一定時間、その場所をメールで知らせる機能も備えている。これらのサービスが含まれる「イマドコサーチ」は親機(探す側)に月額使用料が200円必要となる。検索料は1回5円と安い。子機(探される側)は設定が必要だが、使用料は掛からない。
使用制限機能としては、「キッズiモードフィルタ」や「iモードフィルタ」がある。グラビアやコミュティーサイトはもちろん、一般サイトへのアクセスも禁止できる。また、ユニークなところでは夜10時から翌朝6時まではサイトのアクセスができなくなる時間制限機能もある。そのほか、「F801i」には防水機能(IPX5およびIPX7)も備えている。雨の中はもちろん、短時間であれば水につけても大丈夫。わんぱくな子供にはちょっとありがたい。
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