子供に持たせるケータイは、「実際」どれが一番安全か?

文/西尾淳(WINDY Co.)
2008年5月21日

子供に持たせるケータイの条件は決まっている

 連日のように子供を狙った事件が報道されている。イヤな世の中になったものだ。かといって子供を家の中に閉じ込めておくわけにはいかない。塾や習い事などで帰宅が遅くなる子供も多いだろう。そこで、小学生から中学生あたりの子供に持たせるケータイ(携帯電話+PHS)の安全性を考えてみよう。

 子供にケータイを持たせればいつでも連絡が取れるわけだから、少なくとも安否は確認できる。これは「離れていてもいつでも会話ができる」というケータイの基本機能であり、その意味ではどのケータイを子供に持たせてもいいはずだ。

 しかしそこは使うのが子供だから、通常のケータイでは困ることもある。たとえば友達と意味もなく長電話をされたら、電話代がとんでもないことになるし、メールについても同様だ。自分の部屋に行って寝たかと思ったらこっそりメールをやっていたというのも、いろんな意味で困りものだろう。また最近のケータイはWebへも普通にアクセスできる。そこにはアダルトサイトや出会い系サイトなど、親としては見てほしくない情報が山のように待ち構えている。ケータイは便利であると同時に危険への入口でもあるのだ。子供向きのケータイを考えた場合、Webやメール、電話などの制限機能やフィルタリング機能は必須の条件だろう。

 子供にケータイを持たせることで便利になる機能もある。その代表はGPSや基地局などから居場所を確認する「位置情報」機能だ。子供がどこにいるか確認できれば、心配事のほとんどは解消するはずだ。また、子供用ケータイには防犯ブザー機能を設けているものも多い。大きな音が鳴り響くブザーとしてだけでなく、同時に居場所を知らせるメールを発信するといった機能を備えたものも登場している。

 子供が使うことを考えると、より頑丈で防水機能のものが望ましい。また子供はいろいろ紛失しやすいもの。GPSを利用して機能などで落とした場所を検索できる機能を各キャリアとも用意している。子供用ケータイには便利なものだ。

  そして、なんといっても料金だろう。安いほうがいいに決まっている。幸い、子供用なら通話・メールとも使用量が少なくてかまわないという条件で選択できるので、料金コースもそれに添って選べばいい。

各キャリアの端末の比較表。●は有料サービス

各キャリアの端末やサービス、料金は2008年4月末現在のものでチェックしています。また見やすいように料金は消費税抜きの金額を記載しています。

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