メタボは居残り――「特定健診・保健指導」始まる

6カ月後にメタボが改善されないとペナルティってホント?

 新聞などで既に目にしたこともあると思うが、「特定健診・保健指導」は、高齢者医療確保法に基づき、保険者に義務付けられる。

 どういうことかというと、わたしたちが加入している国民健康保険や会社の健康保険組合などの医療保険を運営する保険者が、メタボ25%減の目標を達成すべく、努力しなければならないということである。つまり結果が芳しくなくても、国民個人に課せられるペナルティなどはない。

 ただし、保険者には2013年より、達成状況に応じて、後期高齢者支援金の加算・減算が行われる。つまり、受診率が高く、しかも保健指導の成果を多く出せれば、保険者は得をするというわけだ。

 保険者にゆとりが出れば、もしかしたら保険加入者であるわたしたちの保険料が安くなるかもしれないし、あるいはその逆もあり得るのだから、他人事と思わずに、自分の体と向き合ういい機会と思って、まずは健診を受けること。これが大事だ。

最後に気になる腹囲を測定してみよう

 最後に、メタボ健診の前に、自分の腹囲がどのくらいあるか、測っておきたい。このとき注意しなければいけないのが、腹囲を測る位置。普通、洋服を作るときなどに測るのはウエストで、胴回りのくびれた部分を測ると思うが、メタボ健診では、ウエストよりもすこし下のヘソまわりを測る。ウエストサイズよりも若干大きくなるので注意したい。

腹囲測定の位置

 また、腹囲は1日でも1cm程度は簡単に変わるものなので、今日ぎりぎりセーフと思っても、健診当日はアウトということもある。自己測定の結果がボーダーラインだった人は、食生活の見直しと運動をさっそく始めたい。

 普段運動をあまりしない人は、厚労省が健康のために推奨する1日1万歩を、まず目指してみてはいかがだろうか。歩数計を利用して毎日の歩数と体重を記録すると、努力が成果に現れるので、励みになるだろう。保健指導なんてイヤだという強い気持ちのある人は、ぎりぎりセーフを目指せるかもしれない。

 最後にBMIの測定方法を記すので、腹囲測定と併せて気にかけておきたい。BMIは22が標準で、25以上からが肥満となる。30以上になると、かなりひどい肥満ということになる。あなたは大丈夫だろうか?

肥満の基準 BMI
BMI(ボディマスインデックス)は、身長と体重の比から肥満度を調べる指標。標準はBMI22。普通体重はBMI18.5以上、25未満で、25以上が肥満となる。

BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗

例)体重70㎏ ÷ (身長1.70m × 身長1.70m)= BMIは24.2

 

参考サイト:厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/

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