特集:
好発進PASMOの注意点
取材・文/外崎 航
2007年3月20日
新しいICカード乗車券「PASMO(パスモ)」とJR東日本の「Suica(スイカ)」の相互利用が開始された3月18日、ちょっとしたトラブルがあった。
利用者が定期券を、磁気カード式からICカード式に替えようとした際のことだ。東京メトロ有楽町線の豊洲駅と都営大江戸線の光が丘駅で、利用者が磁気定期券の残り期間などの情報を券売機でICカード乗車券に移し替えた際に、不正確な情報が記録された定期券が発行される不具合があり、パスモ参加事業者の各駅に設置されている同型の券売機400台以上が一時利用停止となったのだ。原因は不明。
利用停止した券売機は、チェック後に順次、稼働を再開した。
また、両カードの相互利用を記念して発行されたパスモとスイカのうち116枚にデータ登録ミスがあり、使用できない状態で販売されるというトラブルも起きた。
とはいえサービスの運用に影響を及ぼすほどの問題は今のところ起こっていない。パスモの広報を担当している東武鉄道、JR東日本ともに運用はスムーズだとしている。首都圏と近郊を包み込むIC乗車券利用網は、無事、発車したといえるだろう。
ただし、知らないと戸惑ったり小さなトラブルを起こしかねない運用上の注意点も抱えている。複数のIC乗車券をかざしたときや、磁気カードと併用するときに起こる問題などだ。そうしたトラブルを事前に防ぐため、パスモを利用する人は、改めてパスモについて確認しておいたほうがいいだろう。
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