連続調査No.45「個人情報保護」

約7割の勤め先が対策を実施

■あなたのお勤め先では、個人情報保護法の施行にあたって、何らかの対応策を実施しましたか。(ひとつだけ)

■あなたのお勤め先は、どのようなことを実施しましたか。(いくつでも)
※勤め先が何らかの対策を「実施していた」、「実施した」と回答した人
※回答の多い順に並び替え

■あなた自身は、日常業務の中で具体的にどのような対策を実行していますか。(いくつでも)
※現在、仕事を「している」と答えた人
※回答の多い順に並び替え

■個人情報保護法の施行によって、あなたご自身の仕事に影響はありましたか。(ひとつだけ)
※現在、仕事を「している」と答えた人

 勤め先では個人情報保護法の施行にあたって、何らかの対応策を実施したのかを尋ねた。「法の施行前から個人情報保護対策を実施していた」が34%、「法の施行に合わせて対策を実施した」が41%、合わせて75%の回答者が、対策を取ったと答えている。

 組織としてどのような対策を実施したかと聞くと、回答の多い順に、「社内規定の作成」(90%)、「従業員向け研修教育」(82%)、「情報システムのセキュリティ強化」(77%)となった。

 次に、回答者自身の対策について尋ねた。日常業務の中で具体的にどのような対策を実行しているのだろうか。最も多いのは「個人情報はシュレッダーにかけるなど読み取り不能にしてから廃棄する」の80%だった。次いで、「パソコンにパスワードを設定し、定期的に更新する」が66%、「社員証やIDカードなどを常時携帯する」が50%、「個人情報をUSBメモリーやCD-R/DVDに記録して持ち歩かない」が49%と上位に並ぶ。

 最後に、個人情報保護法の施行によって、仕事に影響があったかを尋ねたところ、「大いにあった」が20%、「多少あった」が44%。合わせて64%の回答者が、影響があったと答えている。



 「仕事上の個人情報」について寄せられた自由意見を紹介する。

 意見の傾向は、大きく2つに分かれた。 一つは、「個人情報保護に腐心するあまり、日常の業務に窮屈さを感じている」(30歳代、男性)と、仕事へのマイナスの影響を挙げているもの。もう一方は、「個人情報を意識するようになり、その情報の取り扱いに常に気をつけている」(50歳代、男性)というように、個人情報について気を配るようになったというものだ。

 確かに、「法律に関する過剰反応があり、適正な情報活用までもがやりづらくなっている」(40歳代、男性)と困ったこともあるが、「作業効率の面では手続きが複雑にはなりましたが、机の上の整理、ドキュメントの整理など行い、個人情報の保存場所の統一が図られ「現代のビジネスにおいて個人情報の保護は、自社の責任において解決すべき義務であり、認識が甘い企業が事故を起こしたり、企業の存続が危ぶまれる時代になったと思う」(40歳代、男性)。組織は法令を遵守し、社会の中で信頼される存在であることが期待されているのである。たことは歓迎される」(30歳代、男性)と積極的にプラスの面を評価する意見も寄せられた。

 「現代のビジネスにおいて個人情報の保護は、自社の責任において解決すべき義務であり、認識が甘い企業が事故を起こしたり、企業の存続が危ぶまれる時代になったと思う」(40歳代、男性)。組織は法令を遵守し、社会の中で信頼される存在であることが期待されているのである。


【調査の概要】

調査期間 2006年11月21日(火)~11月30日(木)
調査テーマ 連続調査 第23回「仕事とプライベートでの個人情報」~その1~仕事編
回収件数 229件
告知方法 bp specialメール、safety japan メール、safety japanサイトのトップページのバナー
調査企画 nikkeibp.jp企画サイト編集/日経BPコンサルティング
調査実査 日経BPコンサルティング

【回答者属性】

年齢 20代以下 4.8%、30代 25.3%、40代 36.7%、50代 22.7%、60代以上 10.5%、無回答 0.0%  平均 45.3歳
性別 男性 93.4%、女性 5.7%、無回答 0.9%
職業 経営者・役員 5.7%、会社員・職員 76.4%、自営業 4.8%、パート・アルバイト 1.7%、専業主婦 0.9%、学生 0.4%、その他 3.9%、無職 5.7%、無回答 0.4%
役職 社長・役員 7.4%、部長・部次長 17.2%、課長・課長補佐 19.2%、一般社員 39.9%、専門職 8.4%、その他 6.9%、無回答 1.0%

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