連続調査No.36「公共交通機関への不安」

公共交通機関の選定で重視するのは価格と所要時間

■あなたは、旅行や仕事で出かける際、複数の交通機関や路線、運行会社を選択できる場合、どのような点を重視して選びますか。(いくつでも)

 旅行や仕事で出かける際、交通機関に複数の選択肢がある場合に何を重視して選ぶかを聞いた結果、「価格」(82%)と「所要時間」(80%)に回答が集中。「安全性」はやや差が開いて52%と3番目となった。

 ただし、「交通機関の安全性について、利用者はどこでどんな情報を集めれば良いかわからない」(50代/女性)といった声に代表されるように、価格や所要時間に比べて安全性の比較が難しいという点が、この結果に影響していると見られる。


 今回の調査で、4人に1人の回答者が、自分自身や知人が公共交通機関で危険な目にあった経験を持ち、8割が不安を感じていることがわかった。中でも、「飛行機」に対する不安は大きく、公共交通機関に不安を感じる人のうちの8割が「飛行機」をその対象として挙げた。

 日々の生活に欠かすことのできない公共交通機関。「企業の利益優先で、重大な事故を起こしている。安全のために必要なコストを支払うのは構わない。安全以外のところでコストダウンして欲しい。交通機関にとって、安全が一番重要なサービスだと思う」(40代/男性)や、「運賃が安くなったりスピードが速くなったり、サービスが向上するのは大いに結構。しかし、一番大事なのは『安全に確実に運ぶこと』であることを忘れないで欲しい」(30代/男性)などの意見が示すように、安全第一を求める利用者の切実な声に応えていく努力が、交通機関には求められている。

【調査の概要】

調査期間 2006年7月3日(月)~7月12日(水)
調査テーマ 連続調査 第18回「エレベーター事故と公共交通機関への不安」~その2~公共交通機関への不安
回収件数 362件
告知方法 bp specialメール、safety japan メール、safety japanサイトのトップページのバナー
調査企画 nikkeibp.jp企画サイト編集/日経BPコンサルティング
調査実査 日経BPコンサルティング

【回答者属性】

年齢 29歳以下 3.6%、30代 25.7%、40代 36.2%、50代 19.9%、60歳以上 14.4%、無回答 0.3% 平均 45.9歳
性別 男性 93.6%、女性 5.8%、無回答 0.6%
未既婚 独身 24.6%、既婚 75.1%、無回答 0.3%
職業 会社員・職員 77.3%、自営業 4.4%、パート・アルバイト 1.7%、専業主婦 1.1%、学生 0.8%、その他 3.3%、無職 11.0%、無回答 0.3%

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