<今週のハイライト>中高年男性を襲う更年期障害(1)
性機能は生物としての自信につながる
日本人は、性欲減退やED(勃起不全)を治療することに積極的ではないといわれる。性機能症状が進んでも、年のせいと見てみない振りを決め込む。しかし、性機能は単に性行為を行うためだけでなく、自分が現役の生物であることを自覚するために大切な機能だと、熊本先生は指摘する。
また、性機能の減退は、男性更年期障害を診断する上での大切の指標にもなる。その代表的な症状に、モーニングエレクション(早朝勃起)がある。正確には夜間陰茎勃起といい、夜寝ている間に起こる生理現象だ。健康な男性で、夜間3~6回くらい起こり、それが起床時に起こると、早朝勃起として本人が自覚できる。早朝勃起がなくても夜間に勃起が起こっている可能性もある。簡単な方法で検査できるので、自覚症状がある人は専門医に相談してみるといいだろう。

夜間陰茎勃起検査
ペニスにベルトを巻き、数値を記録して睡眠。早朝勃起の自覚がなくても、ベルトの数値が増えていれば、夜間勃起が起こったことが分かる。
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