【今週のハイライト】耐震強度の偽装問題は偶発的事件か、業界の構造問題か?(1)
事件の真犯人を特定することに意味はない
しかし、一体全体こんな世の中に、誰がしたのだろうか? この事件の悪者を、私が特定しよう。
それは、「あなた」だ。このコラムを読む「あなた」こそが、こんな世の中にしたのだ。この意味が分かるだろうか?
もちろん責任は私にもあり、他の人にもある。
つまり、社会問題とは個人の問題・特定企業の責任ではなく、社会全体の問題・責任として捉えるべきだと、私は言いたいのだ。この問題を、すべての業界人は決して相対化してはならない。こういった事件を起こさないために、できたことはたくさんあったのではないだろうか。
悪者を創り、相対化することで安心するのはやめよう。自分だけ高みに登り、評論をするのはやめよう。社会現象の全てを自分の責任と捉え、自分自身が考えて行動することで世の中がより幸福な社会に向かうよう、真摯に努力しよう。
「絶望」か「希望」か。
人生には、希望だけあればよい。事件の意味を真剣に考え、未来に生かすため、建設的な方策や行動を、今すぐ起こそう。
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