官民一体となった盗難対策の呼びかけ
自動車盗難防止キャンペーンポスター
(出典:自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム「第5次自動車盗難防止キャンペーン記者発表会」配布資料)
車の盗難件数の増加や手口の巧妙化を受け、警察庁や損保協会が中心となり、2001年9月から行われている官民合同プロジェクトチームによるキャンペーン活動は今年で5回目を迎える。
この9月からの『第5次自動車盗難防止キャンペーン』では、人気ドラマで警察署長役を好演した俳優の高島政伸氏を自動車盗難対策本部長に起用し、「『みなさん事件です!』自動車盗難、年間58,737台!」というキャンペーンフレーズをポスターやラジオ、チラシなどで自動車ユーザーに向かって呼び掛け、自動車盗難への問題意識の啓蒙を行う。
それに先駆け、8月24日に行われた記者会見では、自動車盗難の現状や、イモビライザをはじめとした盗難防止装置の仕組みや普及の現状が語られると共に、高嶋氏自身が盗難防止装置の効果を体験。
昨年は約9分に1台の割合で自動車盗難が発生しているという現状を受け、高嶋氏は「(盗難防止装置の効果を)より多くの人に知ってもらうために、本部長として声を大にして伝えていきたいと思います。いつか自動車盗難件数がゼロになるよう努めていきたい」と語った。
記者会見場の様子
損保協会では、「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」発足当初より、民間側の事務局を務め、自動車盗難対策の呼び掛けを積極的に行なっている。
盗難防止技術の向上や官民一体の啓蒙活動が功を奏してか、今年の1~6月の自動車盗難件数は前年に比べて15.6%減少している。運転者各人の盗難への意識の高まりは、確実に犯罪の抑制につながっていく。愛車の防犯システムを改めて見直し、「自分の車は自分で守る」ことを常に意識してハンドルを握るように心掛けたい。
この連載のバックナンバー
- 廃墟と化した山間部の集落 (2008/06/26)
- 壊滅的打撃を受けた工業地域 (2008/06/19)
- 世界遺産の街に大きなダメージ (2008/06/16)
- 崩落した中学校はレンガ柱だった (2008/06/12)
- 十和田湖の白鳥、ウイルスは強毒型のH5N1型 (2008/04/30)

