さらば!迷惑メール(後編)
第2部
迷惑メールはこうかわせ

2005年7月25日

 今回実施したアンケート調査では、全体の28.5%の読者が「迷惑メールはほとんど受け取っていない」と回答した。しかし、第1部の実験でも明らかなように、何らかの理由である日突然、大量の迷惑メールが来始めることもある。油断は禁物だ。

ここでは、迷惑メールがなるべく来ないようにするための心得、そして来た後の対策法を紹介しよう。

●迷惑メール対策、7つの心得

 同様に、プライバシーポリシー(企業が個人情報を取り扱うルール)を公開していない怪しい懸賞サイト・アダルトサイトでは、アドレスを登録するのは避けよう。登録する必要があるなら、主に使うアドレスの登録は避け、登録専用のアドレスを別に用意した方が安心だ。

 掲示板やブログなどで自分のアドレスを公開するのも危険だ。どうしても公開したい場合は、アドレスをテキストではなく、画像形式で保存して掲載すると業者が使うアドレス自動収集ツールに引っかかりにくくなる(下図)。

●アドレスを公開する必要があるなら メールアドレスをインターネットで公開するなら、アドレスを画像化するか(左)、文章を読まないと分からないようにする(右)。専用ツールでアドレスを自動収集されにくくなる

 画像を貼り込めるHTMLメールも見た目はいいが、迷惑メール対策の見地からはあまりお薦めできない。

 HTMLメールの仕組みが、業者のアドレス収集に悪用される危険性があるためだ。この仕組みは「Webビーコン」と呼ばれる(下図)。見知らぬ相手から来たメールにあるURLのクリックも避けたい。偽のWebサイトに誘導し、パスワードを入力させて詐取したり、架空請求を突き付けたりする詐欺メールが多いからだ。

●HTMLメールだと「生きたアドレス」を収集される危険性がある

 あまりに悪質な迷惑メールが多数届く場合は、公的機関などに通報する手もある。 日本データ通信協会・日本産業協会では、法律(84ページ 参照)に違反した広告・宣伝メールの報告を受け付けている 。架空請求メール、フィッシング詐欺メールなどで身に覚えのない請求が来た場合には、消費生活センターに相談しよ う。警察庁でも詐欺メールに関する情報を受け付けている(下表)

●困ったときの連絡先 国民生活センターのWebサイトでは、全国の消費生活センターの連絡先を紹介している。フィッシングメールを受け取った場合には、詐欺に名前を悪用されている銀行や金融機関に連絡するのも手だ

●メールを使って個人情報を詐取するフィッシング詐欺にご用心

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