さらば!迷惑メール(前編)
本誌実験で明らかになる傾向と対策
一度受け取ったが最後
今回の実験から分かるように、迷惑メールは何らかのきっかけでいったん届き始めると、それが自然に止まることはない。(2)の掲示板君のように1日に100通近くも受け取るようになると、知らないうちに受信ボックスが迷惑メールに占拠される、というような事態も起こりうる。
さらに、実験では何も行動しないアドレスには迷惑メールは届かなかったが、現実にはそうともいえない。詳しくは72ページで解説するが、悪質な業者の中にはメールアドレスを自動で作成して大量に送信するケースもあり、突然届き始めることもある。まだ自分のところに迷惑メールが届いていないからといっても、まったく安心はできないのだ。
出会い系のメールに応募してみた
本来、迷惑メールに返信するのは御法度だが、実際に返信するとどうなるのかやってみた。まず、「女性を無料で紹介します」という出会い系のメールに「紹介希望」と返信してみた。驚いたことに数分後には返信が届いた。内容は「年齢や希望の女性のタイプを教えてほしい」だった。指示に従い何度かメールをやり取りすると、最終的に、ある有料サイトに誘導され、携帯電話のアドレスや電話番号を入力するようになっていた。
ほかの出会い系サイトも試してみたが、手口はほとんど同じ。何度かやりとりした後で有料サイトへ誘導するものだった。試しに、携帯電話のアドレスを登録し有料サイトに料金を振り込んでみたが、メールが山のように届くばかりで実験はむなしく終わった。
この連載のバックナンバー
- ネットが使えなくなる日 (2005/08/08)
- さらば!迷惑メール(後編) (2005/07/25)
- さらば!迷惑メール(前編) (2005/07/13)

