まずセキュリティーポリシーを明確に
入退室管理システムの導入は、まずセキュリティーポリシーをしっかりと検討することから始まる。
次に動線計画。これはセキュリティーレベルの設定(機密の高い部屋はどこか)、アクセス権限の決定(誰がそこにアクセスできるか)といった基本的なことだが、そうした基本をきちっとやることが大前提になる。
カードをどうするかといった問題もある。社員証として兼用する場合、1種類でいいか、客に渡すカードをどうするか、デザインで所属が分かるようにするか、などだ。当然ながら、ベンダーや製品に対する信頼性、保守性も重要になってくる。
せっかく入退室管理システムを導入するからには、最先端の生体認証や共連れ検知を導入したいと考えるかもしれない。だが、開発メーカーによると、現段階では生体認証や共連れ検知は技術的には完全ではない。従ってどういう目的で導入し、どのような効果を狙うのか、技術的な限界も考慮に入れる必要がある。目新しい技術だから導入しようという企業もあるようだが、やはり導入目的や期待効果を冷静に検討したい。
ではこれから、主だった入退室管理システムおよび関連技術を見ていくことにしよう(表)。
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