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- >> 郵政民営化解散の本質を問う!
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6.郵政民営化の中の焦点は、郵貯・簡保の民営化
小泉首相が郵政改革をライフワークにする理由は、政府が自由に使ってきた郵貯・簡保が、政府部門を肥大させてきたからです。郵便局の維持は、ネットワークが維持されるので、問題ではない。
▼与党案の郵政民営化(詳細は前号)
政府案の郵政民営化は、前号で述べたように、
(1)窓口会社の民営化(郵便局の民営化)
(2)郵便の民営化(集配業務、宅配業務の民営化)
(3)郵貯の民営化(銀行化)
(4)簡保の民営化(保険会社化)という4社分割民営化です。
(1)の窓口会社の民営化、(2)の郵便の民営化は、サービスの向上のために、行なったほうがいいでしょう。
(注)郵便局の窓口は丁寧な応対です。商店のように、向こうから声を掛けてきます。
▼郵貯・簡保の民営化目的
問題は、郵貯・簡保の民営化です。民営化して何を行なうのか?もっている資産は、要は国債・財投債です。国民の預け資金は、これからも減ります。そうすると論理的には、国債・財投債を売却し、民間に回すしか途(みち)はない。
【族議員の解体が政治的な主張だった】
小泉首相(旧福田派)は「昔から、郵貯・簡保の民営化論者」です。宿敵だった旧田中派・旧竹下派・旧橋本派は郵政族でした。郵政を権力基盤にしたのは、田中角栄の発明です。いくらでも集まっていた郵貯・簡保の資金を、財投という特別会計で公共投資と特殊法人に使うことが、派閥の政治的権力の背景になっていました。
小泉首相が言う「自民党をぶっ壊す」ことの意味は、
・橋本派の権力基盤となっていた郵貯・簡保、
・集票マシンである特定郵便局を圧力団体でなくすことを意味しています。
建設族・道路族・郵政族議員の政治基盤を無意味化することは、政治家・小泉純一郎のライフワークだったと言っていいでしょう。これは、評価できることです。
この連載のバックナンバー
- 10年遅すぎた郵貯・簡保の民営化 (2005/09/07)
- 自民党も民主党も、マニフェストは穴だらけ! (2005/09/02)

