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我々の国家はどこに向かっているのか

第97回
たばこカード「タスポ」、その導入経緯に怒れ!

政治アナリスト 花岡 信昭氏
2008年2月14日

 購入するときに許可証が必要なモノは何があるか。銃砲刀剣類、特殊な劇毒物、医師の処方箋が必要な薬剤などが思い浮かぶが、たばこを自動販売機で買うのにも特別なカードが必要になるという。

 成人識別ICカード。名づけて「taspo(タスポ)」という。たばこ、アクセス、パスポートをもじったのだそうだ。たばこ自販機専用の顔写真付きカードで、2万円を限度にチャージできる電子マネー型もある。ただし、たばこ以外には使えない。

 既にカードの申し込み受け付けが始まっており、3月から鹿児島、宮崎でスタート、逐次、範囲が広がり、7月からは全国でこの「タスポ」カードがないと自販機ではたばこを買えなくなる。かつて、コメは米穀通帳がないと購入できなかったが、たばこもそうした扱いになるとは驚く以外にない。自由経済を旨とするからには、モノの売買はぎりぎりまで自由でありたい。

 カードの申込書はたばこ販売店の店頭などに置いてある。本人確認書類(運転免許証、健康保険証、顔写真付き住民基本台帳カード、年金手帳、外国人登録証明書、住民票の写しなどのいずれか)のコピーと、顔写真(縦45ミリ、横35ミリ、3カ月以内に撮影したもの、正面、無帽、サングラスなし、マスクなし、無背景)を申込書の所定の位置に張り、日本たばこ協会(社団法人)に郵送する。2週間後に配達記録郵便でカードが届く。

 発行手数料、年会費は無料だが、再発行には1000円かかる(その場合、旧カードは無効になるので、二重取得はできない)。

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