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我々の国家はどこに向かっているのか

「たばこを吸う自由を貫くぞ!」

 「たばこ1000円」を主唱した日本財団の笹川陽平会長は、欧米並みの価格にすることで財源確保を図り、さらには、喫煙率の低下、健康被害減少、国民医療費抑制といった効果を強調していた。

 40年来のスモーカーである筆者としても、笹川氏の主張は理解できないわけではない。1000円になったらたしかに痛いが、その分を節約し、せっせと原稿を書いて稼ぎ出せばなんとかなる。たばこというのは個人の趣味嗜好の話であって、吸うか吸わないか、健康への影響をどう考えるかは、それぞれの自己責任で決めればいいだけのことだ。

 そこでひそかに「買いだめ」を始めた。「タスポ」というあのいかがわしいカードなど使う気にはならないから、コンビニでカートン買いだ。泊り込みの地方講演などでは、何箱かカバンに突っ込んで出かける。

 森永卓郎氏は冷凍保存するというが、たばこを冷凍しても大丈夫なのかどうか、そこを知りたいところだ。冷凍可能なら、特別の冷凍庫を買おうかとも思う。1000円になって、たばこを吸う「自由」を奪われるというのはなんともくやしいではないか。自由を貫くために、たばこ購入資金を確保すべく、あらゆる努力を費やそうと思っている。

 非喫煙者に迷惑がかかるということで、「分煙」という手法が定着した。このうえは、さらにレベルアップした排煙、消臭の手段を関係者は考え出してほしい。世の中にはたばこを吸う人と吸わない人が並存しているのだから、そうした「知恵」をしぼる以外にない。

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