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我々の国家はどこに向かっているのか

事実を元に議論しあう基本的態度を

 そこまでやられたら、だまってはいられない。しっかりと「取材」し直し、TOBOの中継予定表も入手して克明に書いた。中継予定によれば、表彰式終了後、「会場の雰囲気」1分、「ビデオのハイライトシーン」1分、「会場全景」30秒となっており、ほぼこの通りに進行した。荒川が観客席に近寄ったところで、最初の「会場の雰囲気」1分が終わってしまい、「ハイライトシーン」に切り替わったのだ。切り替えたのはNHKではなくTOBOであった。

 JCは、1台だけ独自中継カメラの持ち込みを認められていたが、これは、荒川の第一声を伝えようとインタビューエリアに置いていた。リンク脇にはNHKのニュース取材用カメラが1台配置されており、これが日の丸ウイニングランをかろうじて撮影、昼のニュースで報じた。

 国際映像は終了してしまったが、荒川はカメラマンの注文に応じていて、なかなかリンクから出られない。あわてたNHKの担当者は収録していた荒川の演技などを流して、荒川インタビューまでの時間を稼いだのである。

 以上の状況を詳細に伝えたことによって、ブログの世界はようやく沈静化に向かった。結果的にはNHKの擁護をしてしまったようだが、当方のスタンスは「批判するなら、あくまでも事実を踏まえて」という一点にあった。ブログの世界はいったん燃え上がると見境がつかなくなるのである。

 ブログはいわゆる「ネット・オタク」に占領されているのではないか。これを大人の世界にも通用するレベルに持ち上げないといけない。そのための方策を考えないと、成熟したネット社会は到来しない。

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