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我々の国家はどこに向かっているのか

第2回
これでいいのか? ブログ世界の理不尽な未成熟さ

政治アナリスト 花岡 信昭氏
2006年4月4日

ブログ社会の熱気を身をもって体験した筆者

 民主党はやはり前原執行部総退陣、永田寿康氏の議員辞職という事態に追い込まれた。当たり前である。対応が1カ月遅れたために、この党は再生不能と思われるほどに凋落してしまった。7日に新代表が選出されるから、次号で改めて、民主党の現状と将来を考えてみたい。

 そこで、やや目先を変えて、この1カ月ほど、ブログの世界で大騒ぎになった問題を紹介したい。おそらく、ブログを日常的にのぞく習慣のない人は知らないのではないか。一般のメディアでもまったく報じられなかったからだ。

 総務省の予測によると、2007年3月末で、ブログの利用者は782万人、閲覧者は3455万人に達する見込みという。ネット社会の中軸たるべき存在となっているのだが、その実態たるや、きわめて陰湿、低次元でお粗末きわまりない。匿名で罵詈雑言、誹謗中傷を浴びせあう世界となっているのである。

 筆者はそれを身を持って体験した。いまだにブログの世界の一部では、相当に理不尽な人間として扱われているようだ。「ものかき」を中心とした仕事をしているから、よくも悪くも話題になるのは結構なのだが、それにしてもブログの世界の水準はひどすぎる。アメリカのようにブログがジャーナリズムの一角を占める時代は、日本には来ないのではないかとすら感じている。

トリノ五輪・日の丸を手に喜びの荒川
フィギュアスケート女子シングルで優勝し、金メダルと日の丸を手に喜びの荒川静香(イタリア・トリノ)
(写真提供:時事通信社。なお同写真およびキャプションについて、時事通信の承諾なしに複製、改変、翻訳、転載、蓄積、頒布、販売、出版、放送、送信などを行うことは禁じられています)

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