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現実主義に目覚めよ、日本!

日本の国民は不自然さを見破るようになった

 宮崎県の有権者は、インテリジェンスやインスピレーションがわいてきて投票に行った。そして浮動票が出てきた。今までの棄権票が、わいて出てきた。地下のマグマが出てきた。地下のマグマを引き出したのは、そのまんま東氏のあの一生懸命な態度であった。

 彼はまさしく「そのまんま」を見せた。自分を見せた。自分が昔、あまり評判のよくない芸能人だったということは消せない。それを隠さずに、「でも早稲田大学で勉強して、今はこんな人間になりました」と態度で見せた。それが人を感動させた。

 宮崎県知事選の翌日、政治評論家が集まる会に出た。みんながその場で彼についてしたり顔で言っていることは「選挙公約が分かりやすかった」「対抗馬が元役人だった」などなど、昔から何回も言っているようなセリフばかり。型通りの批評である。

 そんな批評は浮動票や棄権票には通用しない。そうではなく、まったく新しい票が出てきたのだ。評論家は浮動票や棄権票を見ていない。だが、そのまんま東氏は浮動票や棄権票を掘り起こした。だから、浮動票、あるいは棄権票の研究をしなくてはいけない。

 安倍総理の支持率が伸びないのは、無理しているのが分かってしまうからだろう。安倍総理は飛行機のタラップを降りるときに、奥さんの肩を抱いて、手をつないだ。そんな不自然なことをする男は信用できないと、女性に見破られた。それより、そのまんま東氏の方がいい。今やわざとらしいことをしても支持が激減する時代なのだ。

 今、日本人はみんな本物を求めている。本物を求める日本が復活してきたと考えたい。今まで日本中を吹き荒れていた学歴信仰や欧米崇拝の風に合わせることなく、本物を信用する社会になりつつあるのだろう。

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