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構造改革をどう生きるか

第99回
「副都心線」開通で東京に何が起きる

経済アナリスト 森永 卓郎氏
2007年9月18日

 東京の明治通りの地下では、ある工事が追い込みに入っている。東京に住んでいる人ならば耳にしたことはあるだろうが、東京メトロ最後の新線と言われる「副都心線」の工事である。

 副都心線は、その名の通り副都心である池袋、新宿、渋谷の三つの町を結ぶものだ。新しく開通する区間は、ほぼ明治通りに沿っており、池袋、雑司が谷、西早稲田、東新宿、新宿三丁目、北参道、明治神宮前、渋谷という8駅が設置される。このうちの池袋は、既に有楽町線の新線池袋として営業している駅が使われる。

 開通当初から西武池袋線、東武東上線と相互乗り入れが行われ、将来的には渋谷駅で東急東横線、さらにみなとみらい線へも乗り入れる予定である。埼玉、東京、神奈川を結ぶ大動脈が出来るわけだ。

 開通は2008年6月の予定だが、これは単なる地下鉄の1路線の開通ではないようにわたしには思えるのだ。大げさに言えば、副都心線の開通が、東京の町を大きく変貌させるきっかけになるような気がしてならないのである。

 果たして、副都心線の開通する来年6月以降、東京に何が起きるのか。

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