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構造改革をどう生きるか

第173回:
衝撃的な実質GDPマイナス12.7%という数字

経済アナリスト 森永 卓郎氏
2009年2月23日

 2月16日、内閣府から衝撃的な数字が発表された。「四半期別GDP速報」(1次速報値)である。メディアでも大きく取り上げられたので、既にご存じと思うが、昨年10~12月期の実質GDP成長率(季節調整済)は、前期比3.3%のマイナスとなったのだ。これは、年率に換算すると12.7%にも達する大きなマイナス成長であり、石油危機以来35年ぶりの大幅な落ち込みとなった。

 米国の10~12月期の実質GDPは、年率換算で3.8%のマイナスだから、金融危機の本家よりも日本経済の収縮率が3倍も大きいということになる。一体、日本経済に何が起こったのだろうか。

 アナリストの意見は、外需の激減が原因ということで一致している。これまで輸出依存の経済成長を続け、内需を伸ばさなかったために、米国経済が悪化したことでそのツケが一気にきたというものだ。それは確かに事実である。だが、今回発表された数字を見ていくと、そこにはもう一つの隠れた危機が見えてくる。

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