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構造改革をどう生きるか

第165回:支持率急落でも
        麻生総理の笑いが止まらない理由

経済アナリスト 森永 卓郎氏
2008年12月19日

 麻生内閣の支持率が驚くほど急落した。12月8日に発表された世論調査を見て驚いた人も多いだろう。朝日22%、毎日21%、読売21%と、軒並み20%台前半。各紙とも11月の調査と比べてほぼ半減したのである。

 これまでの調査と違うのは、どの新聞でも結果がほぼ揃っていることだ。これは、調査の方法や質問の仕方にかかわらず、本当に落ちていると考えて間違いない。

 それだけではない。「首相にふさわしいのは誰か」という質問でも、麻生総理は民主党の小沢代表の後塵を拝した。これは、今まで一度も負けたことのなかった数字であり、この数字が逆転されたという意味は大きい。もはや、国民は麻生総理の政治手腕を見限ったといってもいいのではないか。

 さすがの麻生総理も記者会見では、「非常に厳しい数字だと思っています。わたしへの評価だと思って受け止めております」と神妙な面持ちで述べている。だが、これはどこまで本心なのだろうか。

 うがった見方かもしれないが、わたしは内心笑いが止まらなかったのではないかと見ている。そんなばかなと言われるだろうが、少なくとも麻生総理の言葉は額面通りには受け取れない。もちろん、数字が落ちて大喜びということはないだろうが、少なくとも、はたで見ているほど落胆しているとは思えないのだ。

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