解決策は終身雇用の昔に戻すこと
なぜ、若い男が結婚できなくなったのか。それは構造改革による弱肉強食社会の到来で、男が女に対して「君のことを一生守り続けるよ」といえなくなったからだと思う。いつリストラされるか、会社がつぶれるかもわからず、そんなセリフはまったくリアリティを失ってしまった。
こうして女性たちは2つの男性グループをターゲットにするようになった。「イケメン」とヒルズ族のような「金持ち」である。
ところが、大部分の男はカネもないしイケメンでもないので、女性たちから相手にされなくなってしまった。驚いたことにいまや1人の選ばれた男が数十人から数百人の女性と付き合っているという。
イケメンと金持ちが女性を独占した結果、後は不毛の砂漠となり、フツウの男たちはパートナーも得られず、秋葉原で「萌え」に走り、アニメキャラクターを恋愛の相手にするようになった。
女性たちに聞いても、カネのないアキバ系とは付き合いたくないという。彼女らの高望みはあきれるばかりだ。「何も望むものなんてないんですぅー」といいながら、「清潔でスポーツマンで、会社にそこそこのブランドがあって、給料もそこそこあって、雇用も安定していて、年に1回は海外旅行に連れて行ってくれて、持ち家があって……」と、フザケルナといいたくなる。
「電車男」のように美人がオタクに恋をするなんてことは現実にはありえない。あり得ない夢だからあれほどヒットしたのだろう。しかし、「結婚できない」問題を解決しない限り、少子化は止まらないだろう。そのためには終身雇用制の世の中に日本を戻すこと。今のところ、私にはそれしか解決策は思いつかない。
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