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構造改革をどう生きるか

原油バブルは既に終盤に入ってきた

 原油の製造原価は、1バーレル=3ドルといわれている。昨年初めの価格である50ドルで売ったとしても、47ドルものもうけが出る。それが150ドル近くにまで暴騰したのだから、これはバブルとしか言いようがない。

 従来は、原油価格が上昇すると、OPEC(石油輸出機構)による生産量の割り当てを超えて、こっそりと増産をする「裏切り者」の国が必ず出てきたのだが、今回は中東で戦争状態が続いているために、それがない。だから、投機筋は安心して価格をつり上げていけるのだ。

 しかし、バブルは必ずはじける。世界はこれまで70回以上の大きなバブルを経験してきたが、そのすべてが例外なく崩壊してきた。そして今回の原油バブルも、わたしは既に終盤に入っていると見ている。

 では、いつ崩壊するのか。経済学者のジョン・ケネス・ガルブレイスの研究結果によれば、「バブルが崩壊する時期を予測するのは不可能」とされているが、わたしはそうでもないという気がする。

 もちろん、バブル崩壊の期日を正確に予測するのは困難である。だが、わたしは、いくつかのバブルを見ていくうちに、崩壊直前に共通して三つの兆候が現れることに気づいた。それに従えば、今回の石油バブルは、まさに崩壊近しと言っていい状態なのである。

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